Takako Style

Takako Style

トップ > 記事一覧 > 誰かに何かを本気で伝えるには

誰かに何かを本気で伝えるには

2018/07/27(金)
なぜか昔から、自分以外の誰かに認められる人間、期待に応えられる人間でないといけないという強烈な思い込みがありました(正確には今も)。なので、いつも、誰かから見て自分はどうかということを脳内でシミュレーションして、勝手に疲れていました。

これを自分本来の感覚から離れてしまうという意味で心理学の用語で「解離」というんだそうです。これは、まず集中力が落ちますし、自分本来の感覚がわからなくなり虚しさや、心の健康度が落ちることにつながるように思います。そんなときは、「今、ここ、わたし」の感覚に戻ることを心がけています。すると心がスーッと穏やかになります。

でも、ふと思いました。この視点(誰かから自分を見た視点)を持つことは、広告(WEBサイトも広告よね)をつくるうえで大事なんじゃないかなと。

不特定多数(最近はSNSがありますからある程度、限定される場合もあるかもですが)の人に向けて何かを本気で伝えたいという場合、伝えたい誰かの視点を意識するということは、欠かせないように思うのです。

例えば、何か季刊誌やニュースレターのようなもの、紙媒体でもWEBでも良いですがを発行していて、そのバックナンバーを一覧で見てほしいという場合。掲載の仕方は色々あるでしょう。

季刊誌掲載方法の一例
左が箇条書きのみ、右が見てもらえるような工夫を施したもの(あくまで一例です)

単に号数と日付を記載してリンクするだけということもあるでしょうし、1ページ目のキャプチャ画像と見出しを掲載しようという場合もあるでしょう。どちらもアリですが、どちらが中身を読んでもらいやすいかと言ったら、後者(右の掲載方法)ではないでしょうか。

いつもいつも誰かの視点を意識していたら疲れてしまいますが、広告(紙媒体、WEB、SNS etc.)を本気でつくるときは、誰かからの視点を意識することで、よりメッセージが伝わりやすくなるはずです。プロにお願いする場合も、この視点を持ったうえで依頼されると、望む結果につながりやすいのではないでしょうか。

Comment Box is loading comments...