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社会に漂う無言の圧力

2019/08/09(金)
髪事情、皆さん、いろいろだと思います。何も問題ナシという方もいれば、何かしら悩みがあるという方もおられるでしょう。わたしの場合は、白髪ですかね。ある年齢以上になると、誰でもそうなるのだろうとは思いますが、わたしは早くて、30代半ばころからではじめました。で、これまでせっせと染めてきました。

が、ここにきて、染め続けることが本当に良いことなのだろうかと、思いはじめました。まず、ケミカルなものに身体を晒し続けることは、自分をいじめていることになるのではないか、というのが一つ。もう一つは、素(す)の自分を否定することになるのではないか、ということ。

そして三つめは、美容業界とマスメディアがつくる価値観に乗っかってしまうのって、なんか癪に障るってこと(ていうかこんなこと書いちゃっていいのかな?!とはいえ髪のおしゃれは白髪染めだけじゃないからね、きっと大丈夫)。

そもそも、なぜ染めるのかといえば、若々しく見られたい、ということなのだと思います。社会全体の価値観として、「若い」=「良い」そんな観念があるように思います。すべてとはいいませんが、一般的に、そのような考え方があるでしょう。

でも、そのような価値観は、美容業界、そしてマスメディアがつくってきた価値観で、わたしたちはそれに乗せられてきた、いえ乗っかってきたともいえます。

とはいえ、わたしたちは、社会の中で生きていますから、そのような一般常識、価値観(無言の圧力ともいえる)と無関係ではいられません。そのような中で、自分を貫くこと、素の自分を晒すことは、とても勇気のいることだと思います。でもここ数年、勇気のある女性が増えてきました。アナウンサーの近藤サトさんが、グレイヘアにチェンジすると宣言して、実際にそうされたのは、記憶に新しいです。

改めて考えてみると、美しく、上品に、その人らしく白髪をアレンジされている方は、結構いますよね。例えば作家の落合恵子さん、ファッションデザイナーの島田順子さん、そういえば、わたしの恩師というか、大好きだったピアノの先生も白髪が素敵でした。

そのようなわけで、あれこれ思いを巡らせながら思案中です。染めるか染めないかは素の自分を晒す勇気があるかどうかにかかっています。わたしがどんな髪色にするかなど、ほとんどの人にとって、どうでもいいことでしょうけど。でも、その背景にある考え方を、皆さんと共有することは、意味のあることではないかと思いました。
本日は事務処理や調べ物、サポート業務などの一日でした。WEBサイトって、後で何かしら出てきます。今日は、「迷惑メールが多いから、メールアドレスを変更したい(メールアカウントを追加したい)」「掲示板の機能がおかしい(不具合があるかもしれない)」「画像が投稿できなくなってしまった」といったお問合せに対応していました。こうして書き出してみると、わたし結構がんばってるねw 

保守契約のようなものを結ぶケースもあるのでしょうけど、サポートすることで生まれるコミュニケーションが好きですし、ゆるい感じがいいので、特に契約みたいなものは結んでいません。

先日、すすきを見つけました。こんなに暑いのに驚きましたが、8月8日は立秋でしたし、季節は巡っているのですね。最後までお読みくださり、ありがとうございます。ではでは、また。

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