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シャネルに学ぶ、今、ビジネスに必要な視点とは

2019/11/06(水)
シャネルといえば、スーツや香水を思い出す人が多いかもしれません。マリリン・モンローが夜は何をきて寝るの?という質問に「シャネルの5番よ」と答えたエピソードは有名です。今ではお洒落で洗練された大人のブランドというイメージが定着しているように思いますが、第一次世界大戦中※、窮屈なドレスから女性を解放したシャネルは、革新的なアイディアとそれを実現するための行動力を併せ持った、新進気鋭の実業家でした。時代の転換期、その波に乗って、ビジネスを成長させてきたシャネルから、今、私たちが学べることは多いと思います。たとえば、こんな言葉を残しています。


「私の頭のなかに秩序を押しこもうとする人々が嫌い。(ココ・シャネル)」
ココ・シャネルの言葉/山路路子「大和書房」より


キツイですよね。尖っていますよね。ここまで辛口の言葉を表に出すかどうかはともかく、社会の枠組みや常識を疑う姿勢は、今の時代、結構、大切ではないかと思うのです。今が時代の転換期ということは、あちこちで言われていますし、多くの方が肌で感じているのではないでしょうか。このような時期に、これまでの慣習に倣って、同じことを繰り返すのは、ある意味、後退していることと同じともいえます。

たとえば、私の場合で考えてみます。WEBサイトの新規立ち上げ、あるいはリニューアル、そしてメンテナンスの部分でお手伝いさせていただくのが、今の私の仕事です。ですが、優れたWEBサービスがどんどん世に出てくる今、技術的にWEBサイトを「つくる」仕事は、残念ながら減ってくるように思われます。

そこで、コンテンツを組み立てる、あるいはデザインする仕事に、より力を注いでいきたいと考えています。どのような表現をしたら、より魅力が伝わるのか、これまでも取り組んできたことではありますが、これから、よりその部分に注力していきます。まだ漠然としていますが、具体的に皆さんにご紹介できる形が整いましたら、こちらのメールマガジンやブログ等で、ご案内させていただきたいと思います。

あなたの場合はいかがですか。何か、これまでとは違った視点、常識の外側、そういったところに意識を向けていくことが今、大切なのかもしれません。

※先日(2017.11.4)発行したメールマガジンでは「第二次世界大戦直後」と記載しましたが、正しくは「第一次世界大戦中」でしたので、お詫びして訂正いたします。

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