70代半ばの母は昔から機械が得意で、どちらかというと機械が苦手な父を横目に?ビデオの録画方法等を家族の中で一番早く覚えて、わたしたち娘に教えてくれたものです。
ガラケーもPCもスマホも、普通に使いこなす母を密かに誇らしく思っていましたが、ある日突然、携帯を解約すると言い出して本当に解約してしまいました。
何かというとメールしたり電話したりする、わたし達三人娘の連絡が鬱陶しいんだろうか!?と内心思いつつ、それが母の希望ならと見守ることにしました。
そしたら、またスマホを持ちたいとのこと、どうやら行くべきところに辿り着けなかったことがかなり堪えたみたい。スマホのナビがあれば誘導してくれますからね。
というわけで娘としてはホッとしたのでした。誰でも彼でもつながりたいとは思いませんが、自分にとって大切な人といつでもつながれるという安心感は、何ものにも代えがたいなぁと。
そして、ダメだったらまた変えればいいんだなぁとも。綺麗好きの母は、おそらく断捨離の延長のような感じで解約したように思うのです。が、「やっぱり、ないと不便かも?!」といったところなのでしょう。
そんな一連の流れから、自分にフィットするあり方を模索していけばいいのだろう、なんてことを考えさせられました。