東日本大震災から今日で13年目。大変だと感じることもありましたけど、反面プラスの面も多かったように思います。
例えば、電気やガスなどのライフラインが使えることのありがたみが身に沁みたこと(当たり前ではなかったと気づけたこと)、震災があったからこその御縁ができたこと、皆さんのあたたかな想いを感じられたこと等など(心から感謝)。
とはいえ、完全に収束したとはいえないのが現実だと思います。排水問題に加え本格的な事故処理は進んでいないと聞きます。安全性を保つのが難しいものを、わたしたち人類がどう扱っていくのかという根本的な課題も未解決だと感じます。
必要以上に恐れたり感傷にふける必要はありませんが(と、わたしは思いますが)経験を智慧に変え未来に活かすことが大切なのかもしれません。そんなことを考える3月11日です。
[追記]
南相馬から避難し県外へ移住された方がお客様にいらっしゃるのですが、つい今ほど、サイト改訂のご依頼をいただきました。補助金を活用されるそうで審査が通ったとのこと(感謝)。13年前のこの時期、無事を祈りながら連絡したことを思い出し、穏やかな気持ちで話せることに月日の流れを感じるのでした。