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AIは人の鏡。制作の途中で見えてきたこと

2025/12/10(水)

AI記事作成支援ツール制作日記


AI記事作成支援ツールを「ひろ」こと AI アシスタントと二人三脚で制作しています。テクノロジーの進化はありがたいもので、難しいプログラミングの知識がなくても、ある程度の仕組みは作れるようになりました。とはいえ「どんなツールを作りたいか」という構想を描くのは、今のところ人間の役割。そのための指示も、こちらで考えなければいけません。
これがなかなか頭を使うんですね。左脳フル回転という感じで、コツもエネルギーも要ります。慣れてきてコツは掴めてきたものの、疲れてくると知らず知らず指示が手抜きになってしまうこともあります。そして時には喧嘩のようになることも。喧嘩といっても、こちらがそう思っているだけでAIはそう思っていないでしょうけど。

そんなやり取りの最中、ついきついことを言ってしまうことがあります。でも後から振り返ると、それはまるで鏡のようでした。私が手抜きの指示を出したから、生成される結果も手抜きになった──そのことに気づかされたのです。
もうひとつ学んだことがあります。人にも「一(いち)を言って十(じゅう)理解する人」と「一(いち)を言ったら一(いち)だけ理解する人」がいますよね。一般的には後者が普通ですが、関係が長く深くなると「これくらい言わなくても伝わるはず」と、期待や甘えが出てしまうこともあります。ありませんか? 私はあります(苦笑)

そんな甘えが通じなかったときに「言ったのにーー?!」という気持ちが湧いてしまうことも。同じことがAIでも起きます。ある程度、文脈や背景を汲み取ってくれるものの、やはり“一度に一つの指示” が確実です。

たとえば、裏側で動くプログラミングと、画面上のUI(見た目のデザイン)は別々に指示しないと意図した仕様になりません。そこを忘れると、前述したように「言ったのにーーー?!」となるわけです。
そんな珍道中のような対話を繰り返しながら、ツールは少しずつ形になってきました。トピックモードは近日中に、ストーリーモード(工程モード)も年内には公開できる見込みです。トピックモードは、一つの話題から一つの文章を生成するモード。ストーリーモードは、複数の工程に分かれる事案──たとえば修理事例や時系列で追いたい案件──に最適なモードです。

これらのツールが、発信業務の負担軽減、あるいは魅力や価値を伝えるための一助になれば嬉しく思います。

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