生成AI「クロード/Claude」などを手がけるアメリカのアンソロピック(Anthropic)社が、アメリカ国防総省ペンタゴンの要請を断ったというニュースが飛び込んできました。すると今度は、その要請を「ChatGPT」などを手がけるOpenAI社が受け入れたとの報道が相次ぎました。
何とも考えさせられる出来事です。この一連の動きを受け、アメリカではChatGPTからClaudeへ乗り換えようという声が高まり、ClaudeはAI利用ランキング131位から1位へ急上昇したのだそう。
企業の倫理観が、ここまでサービスのシェアに影響するというのは、インターネットによって情報が瞬時に拡散する時代ならではの現象だと感じました。AIの軍事利用については、私もかなり抵抗があります。とはいえ莫大な資金を必要とするAI開発の現実を思うと、複雑な気持ちにもなります。
アメリカも日本も資本主義社会ですから、お金がなければ思うように動けないのは事実でしょう。だからこそOpenAIは要請を受け入れたのかもしれません。ただ、それが果たして人類のためになるのかどうかは、まだ分かりません。時間の経過とともに、その影響が明らかになっていくのでしょう。ChatGPTからClaudeへの乗り換えも視野に入れつつ、しばらく様子を見ようと思っています。