何度も同じことを言っている気がしますが、最近、AIと一緒にサイト制作をしている時間が本当に楽しいのです。効率化というより、むしろ「モノづくりの感覚」を取り戻しているような、不思議な感覚があります。
「神は細部に宿る」という諺がありますが、わたし自身、細かな部分ほど気になってしまう性質です。ですから、一つのデザインを整えるにも、どうしても時間が掛かります。
テンプレートをそのまま使えば済む、という考え方ももちろんあります。けれど、わたしは「こういう空気感にしたい」「この余白の感じを出したい」と思い始めると、なかなか止まれません。
例えば、メニュー部分だけでもそうです。
フォントサイズを何pxにするか。
余白をどの程度空けるか。
マウスを乗せた時、背景色はどこまで淡くするか。
反応する速度は、0.2秒が良いのか、0.3秒が良いのか。
ほんのわずかな違いなのですが、その積み重ねで、サイト全体の空気感は大きく変わってきます。
そうして細部を調整していると、当然時間は掛かります。ですが、今はAIという頼もしい相棒がいます。
先日、Codexを導入し、AIが直接ファイルを触れる環境を整えました。これまではコードをコピーしてChatGPTへ貼り付け、その都度質問していたのですが、その往復が減っただけでも制作の流れがかなり滑らかになりました。
もちろん、AIに任せれば何でも完璧、という訳ではありません。時々驚くほど頓珍漢なこともしますし、最終的な判断は人間側に必要です。ただ、その試行錯誤も含めて、今は面白い時代に入ったなと感じています。
効率化によって生まれた時間を、単なる量産ではなく、「その人らしさ」を整えるために使っていきたい。表現の温度感を揃えたり、イメージを擦り合わせたり、まだ言葉になっていない魅力を形にしたり。
AIの力を借りながら、これからも丁寧にサイト制作を続けていきたいと思っています。