Takako Style

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答えは自分の中にある

2019/05/26(日)
~ブランドができるとき~

日曜日なので映画の感想を。日曜に限らず、書きたいこと書いてますけど(苦笑)

さて、先日、キューティー&ボクサーという映画を観ました。ニューヨーク在住40年以上の芸術家夫婦の物語(ドキュメンタリー)です。とっても面白かった。

私は女性なので、どうしても奥さんに感情移入してみてしまうのですけど。奥さんが、旦那さんから精神的に自立するところが、とても印象的でした。それでも一緒にいるところが夫婦愛というか、男女の不思議なところというか・・私にとっては未知の領域?(笑)

この夫婦、年の差20歳以上のカップルなんです。旦那さんが41歳で、奥さんが確か20歳のときの結婚。なので、奥さんの乃り子さんにとって、旦那さんのウシオさん(通称ギュウちゃん)は、パートナーでもあるけれど、芸術家としての先生であり絶対的な存在だったと思うのです。事実、作品を描くときに、はじめのうちはギュウちゃんに許可を求めていたのだそうです。

でも、乃り子さんのアイディアに対して、ギュウちゃんは決してOKといわないのだそう。なので乃り子さんは次第に自分で考えるようになりました。で、許可がなくても、自分は自分の描きたいように描こうと決めたのだそう。自分で考え、決めて描くことが自分のスタイルなのだと。ここで私、なんだかグッと来てしまいました。

年の差カップルって、特殊なようですけど、誰しもこれと似たようなことがあると思います。例えば親子関係。そうじゃなければ、憧れの人や影響力のある人を親と見立てて、その価値観を選択基準にしていたり。そういうことは、わりと普通にあると思います。でも、それでは、本来の個性を発揮しているとはいえません。

今って、情報があふれていますよね。ともすると、それらに翻弄されてしまいがちですが、どんなときも、答えは自分の中にあるのだと思うのです。

何がしっくりきて、自分にとって自然かということは、自分にしかわかりませんよね。なので、自分自身と対話しながら、その都度選択していくことが大切なのだと思います。その繰り返しが、その人「らしさ」を生み出し、結果的に、その人ならではのスタイルというかブランドになっていくのではないでしょうか。映画を観て、そんなことを考えました。
手づくりマルシェで見つけたイヤリング。こんなのが欲しかったのです。嬉しいな~。これもブランドといえばブランドですかね。自分に正直に「らしさ」を貫くと、それをイイといってくれる人と巡り会えるのではないでしょうか。

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