サイトのラフといいますか、レイアウトを考えていました。こちらの案件は、ある業界の商品を総合的に扱う商社のような会社さんのサイトなんです。
それで、先日、専務さんにお話を伺った際、新製品や画期的な製品がないか、常にアンテナを張っていて、良い製品が出たときけば、実際に試してみるのだと、そんな風に仰っていました。
そして実際に良いとなれば、製品の講習会を企画して、参加された方に、その良さを知ってもらったり、あるいは説明に行ったりするんです、とイキイキとお話くださいました。
それを聴いて、ああ、いいなと思いました。良い製品を見つける喜び、そしてそれを知ってもらう喜び、実際に使ってもらうことでお役に立てる喜び、そういったことが、ブワッと感じられて、こちらまで嬉しくなりました。
それで今、そのようなことを表現するには、具体的にどのような構成にしたら良いのか、考えていました。
産みの苦しみといったら大げさですが、なんとなくモヤっとした抽象的なことを具体的にするこの工程は、く、くるしいーー、みたいになることが多いです(苦笑)でも、ここが肝でもあるので、イメージを膨らませながら進むもうと思っているところ。
ちなみに、リニューアルであったり、ある程度、概要をご自身で用意される方もおられます。この辺りは、臨機応変に対応させていただいていますが今回は、新規立ち上げということで、一から(イメージを膨らませる段階から)、こちらで制作させていただいていました。
人って、何かを強制されるのは嫌じゃないですか。例えば、「買って」とか「来て」とか。でも、その対象自体が魅力的なら、自発的に欲しくなるはずです。目指すのはそこです。なので、喜びいっぱいにイキイキとお仕事されている様子を交えつつ、製品の紹介をすることが良いのではないかなと思案していたところ。
書きながら、自分で自分のハードルを上げているような気もしてきましたが、きっとこれはサイトに限らず、大切なことではないかな、という気がします。
紫陽花は綺麗ですが、あまりにも寒い日が続いて、体も冷えているような。今、ホットカーペットをつけながらこの記事を書いています。明日はあたたかくなってほしい。元気に過ごしましょうね。ではでは、また。