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心動かされるとき

2019/07/15(月)
7月12日は国連が制定したマララ・デーということで、ここ数日、私のニュースフィードにはマララさん関連の情報が流れてきました。

マララさんが注目される理由は、色々あると思います。史上最年少(17歳)でノーベル平和賞を受賞した、とか。タリバンに撃たれて死にかけたのに声を上げることをやめなかった、とか。可愛らしい容姿と強靭な精神力とのギャップが魅力的、とか。
それで、久しぶりに国連でのスピーチが聴きたくなって、ユーチューブで動画を観ました。心震えました。動画、貼っておきますのでお時間のある方はぜひ。

勘違いされるといけないので、一応かいておきますが、私は、フェミニストではありませんし政治とか社会活動的なことには、あまり興味がありません。(強いて言えば、今、目の前の仕事を精一杯やることが最大の社会貢献だとは思っている)。では、マララさんの何に、惹かれるのかというと、その言葉に、神的なサムシングが宿っていると感じるから。

例えば、自分を撃った相手を「許す」と言っているのです。自分を撃ったのは人ではなくイデオロギーなのだと。そして誰かや何かを敵にすることで争いが起こる負のループを、自分たちの代で終わりにしようというようなことを言っています(言っているように私には思えます)。

それから、「寛容の心」という言葉をたくさん使っていました。女性らしいなと思います。前述の「許す」ことにもつながりますが柔らかな心が世界には必要なのかも。

最後に、一番、心打たれたのは次の言葉

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テロリストによって
命を狙われた人は数千人、
負傷した人は数百万人、
私はその中の一人に過ぎない
ですから私は多くの少女たちの
一人として、ここに立っています

私の役割は私の権利を
主張することではなく
声なき人々の声を
【伝える】ことにあります

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仕事柄、「伝える」ということに私は反応してしまいます。国連でスピーチをするなんてことに、もし私がなったら天狗になってしまいそうですが(苦笑)マララさんは、そうはならないのですね。あくまで、声なき声を伝える媒介者と、ご自分のことを認識しているようなのです。

もう、感銘を受けました。これからの私の人生『「伝える」ことに捧げよう』、くらい思った。もちろんマララさんのように世界的な影響力を持った人と同じ、とはいきませんが、今、目の前のことに心を込めることはできると思います。

もっと言えばマララさんが、その言葉に魂を込めているように、魂を込めることはできると思いました。逆をいえば、魂がこもっていないものに、人の心は動かないのでしょう。だからこそ、そこを目指そうと、そんなことを考えました。

そして今、能書きはいいから、早く目の前の仕事に取り掛かりなさいという声が聞こえてきました。もう一人の私の声です(苦笑)ブログは気楽にかけるのですが、仕事は責任を伴うからか、どうにも腰が重くなりがち。全然、自慢になりませんね。気負いすぎずにサラリと取り組みたいものです。

今日は三連休の最終日という方も多いのでしょうか。どうぞ良い休日を。またね。

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