Takako Style

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余白を残す

2019/09/06(金)
打ち合わせを終えて戻り足。某喫茶店で一服していました。打ち合わせは、ご家族で営業されている会社さんなんですが、皆さん仲が良くて、専務さん(2代目の息子さん)は社長さんを立て、社長さんは息子さんを立てているのがわかる。そういう様子を見ているだけで、なんだかあたたかな気持ちになりました。

そういう会社さんだからこそなのか、わたしのような個人の取引先も、大事に扱って下さるように感じます。ホント、ありがたい。相性や、紹介してくださる方がいることも大きいでしょうけれど、長くお付き合いいただける方は、人を大事にする、ということを心がけているように感じます。その心がけ、見習いたい。なるべく。

さて、前置きが長くなりましたが、人見知りで、あまりお喋りが得意でないわたしは、余程なれている場でない限り、打ち合わせなどでは、テンパってしまいそうになります。なので、お伺いしたいことを、予め箇条書きにしていくことが多いです。が、これは真面目に取り組んでいるようで、あまり良くないんじゃないかという気が、薄々していました。

そしたら、ある方が(ジャーナリストが)、質問を箇条書きにしてインタビューするのは、絶対にやってはいけないことと、いっていて、嗚呼、やっぱりと。

箇条書きにとらわれると、会話がキャッチボールになりませんものね。相手からすると、球を投げたら投げっぱなし、みたいになってしまう(反省)。

で、今日は、作成させていただいたデザインの案や全体の構成について、お話しする予定でしたが、だいたいの方向は決めておくものの、細かい質問は考えずにお邪魔しました。そしたら、和やかにお話できたうえに、想定外のご提案もいただき嬉しかった。アバウト過ぎるのも問題でしょうけれど、余白を残しておくのも大事なのかも。そんなことを考えました。

さてと、戻って制作の続きに取り掛かりますか。ではでは、またね。

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