たまたまTVをつけたら、ネルソン・マンデラについてやっていました。
南アフリカで黒人解放運動で投獄され、27年後に釈放、大統領に選ばれて「ゆるしと和解」を説き、国をまとめた人。
自分たちがされたことを許し、和解することを呼び掛けたんだそうで。本当にスゴイことだなぁと、感動しました。(いままで、何となくは知っていたんですが、詳しくは知らなかった)。
大体わたしは、脱獄物が好きなんですよね。映画「ショーシャンクの空に」とか。それを、地でいっているというだけで惹かれます(ネルソンマンデラは、脱獄ではなく合法的に釈放されたんですが)。
自分で経験するのは遠慮したいですが、27年も刑務所に収監されているのに、希望を忘れないなんて泣けてくるじゃないですか。自由と解放みたいなキーワードがわたしのテーマなのかもしれません。
話が逸れました。今回、書きたかったのは「ゆるしと和解」についてです。世の中には小さい諍いから国レベルの戦争まで、争いが絶えません。ネット上では、許せないという言葉を見かけますし、正直にいえばわたしもそんな心境になることがあります。
ですが、それでは世界は良くならないんじゃないかと。そういうときこそ、ネルソンマンデラの「ゆるしと和解」の精神が必要なのでは。といっても書くのは簡単なんですけど。
そもそも、自分のことも許せなかったりしますから。一人一人の心の中が世界に反映しているともわたしは考えていて、無自覚に自分を許せない人がたくさんいるのかな、なんてことも思います。
綺麗事と言われてしまいそうですが、自分で自分のことを許すことからはじめて、それを少しずつ広げていくことで、世界が少しずつ良くなるのではないでしょうか。
※写真は「もっとドキュメンタリー」サイトより拝借
世界平和を語るより、目の前の仕事ではないかと、今、自分でツッコミたくなりました。が、CSS(WEBのデザイン情報)をときには思うように操れない自分も許し励ましながら進みたいものです。