Takako Style

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こころの匙加減

2019/12/18(水)
貴子の本棚シリーズ

遅ればせながら、以前から気になっていた本「100歳の精神科医が見つけた こころの匙加減」を読みました。
女性だからなのか、あるいは精神科医というお仕事の影響なのか、著者は優しくて柔らかいのに芯のある方という印象で、すっかり魅了されてしまいました。

何かしら心に葛藤を抱えているときは、相反する二つの感情が対立していることが多いわけですが、どちらか一方の感情を選択して、一方を排除するということではなく、どちらも大切にしながら、匙加減を見つけるという表現が、「言い得て妙」ですし、核心をついているなと感じました。

その本に、身体の中で使わない部分は、どんどん劣化していくということが書いてありました。例えば、日常的にあまり歩かない人は、足から衰えていくという感じです。それでハッとしました。わたし、日常的になるべく歩くようにはしていますが、声を出していないなと。つまり声帯を使っていないということですね。

昔、お勤めをしていた頃は、連絡手段といえば専ら電話で、引っ切り無しにかかってくる電話の応対をしていたものです。けれども、今は電話でのやりとりって、めっきり減りました。仕事柄、黙々とPCに向かうことが多く、結果的に声を発することが減っているなと思いました。

それで、特別、美声というわけではないのですが、低くて落ち着いている、その声が良い、などと言ってくれる方もいるので、音声でのブログ配信をしてみようかと思い立ちました。

ビジネスでもプライベートでも、人とのコミュニケーションにおいては、気になる存在であること、つまり忘れられないこと、親近感をもってもらうことが大事だと考えています。声での配信は、そのために有効であると感じました。いつまで続くかわかりませんが、まずは、第1回目の配信をさせていただきました。

最後までお聞きくださって(お読みくださって)ありがとうございます。ではでは、また。
音声配信もしておりますのでよろしければ、お聴きください。
今日は、いただいた素材を元に、画像の編集やデータの登録をしておりました。根気のいる仕事ですが、仕上がったときのことを思いコツコツ取り組んでおりましたよ。そんな中、ブログを書くことや、SNSでの交流が、わたしにとって息抜きになっています。お付き合いくださった方々、そして、これを読んでくださっているあなたに感謝です。

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