WEBサイト用にご準備いただいた資料の中に、詳しくは書けないのですが「思い」が込められた設計書のようなものがありました。PDFにして送ってくださったのです。それをそのままサイトに掲載するという方法ももちろんありますが、せっかくですから、その「思い」を伝えるには、どうしたらよいか、デザインしていました。
特に、細かい指示はいただいておりませんでしたが、皆さんの「思い」を伝えたいと思って。
具体的には、いただいた資料のどこを抜粋したら良いのか、どの文章をタイトルにしたらよいのか(いわゆるコピーライターといわれる方たちの仕事でしょうか)、どのようなイラスト、あるいはピクトグラム(絵文字)を表示したら良いのか、より伝わるのか、一つずつ考えて決めていきます。
また、デザインとひとことでいいましても、紙媒体ほどの自由度はありませんが、制約の中で出来る限りのことをしたいと思いました。いわゆるモバイル対応サイト(レスポンシブデザインサイト)なので、PCでもスマホでも最適に表示されるように心を配ります。
そのような工程を経て、わたしとしては、思い通りのデザインに仕上がったかなと思っているところです。
このように、自分のことを晒すのは、自意識過剰、あるいはナルシストと思われてしまいそうですが(実際、そうかもしれませんが)、最も簡単にできる営業活動は自分を晒すことだと考えているからです。
わたしのようなモノづくりをする人間は、イイモノをつくることが一番の営業だと思いますが、次にできることといえば、自分を晒すことだと感じています。改めていうまでもなく、すでに実践されている方は、たくさんおられますよね。
どのような晒し方、見せ方をするかは、個性によって違いが出てくるところだと思います。写真が好きな方、文章が良いという方、動画で歌ったり、喋ったりするのが良いという方etc.
どのような媒体を使う場合でも、ただ事実を伝えるだけでなく「思い」を付け加えると、よりあなたの魅力が伝わるはずです。「見せる」ことが「魅せる」ことになるのですね。そういえば昔「魅せブラ」なんて、ありましたよね(笑)まぁ、下着は見せなくて良いのですが、あなたの姿を「思い」とともに見せることで、あなたに魅せられる人が現れるでしょう。売り込むのではなくて、魅了して好きになってもらう、それが効果的な営業ではないかと私は考えています。