歴史は80年周期で繰り返す、なんてことをきいたことがあります。80年前の世界的な出来事といえば、第二次世界大戦があります。3.11といい、今回のウィルス騒動といい、生きているうちに、世界的な変革を促す出来事に遭遇するとは思いもよりませんでした。
父方の祖母からは、戦争中、東京大空襲にあって、命からがら逃げた、とか、食べものが無くてヤミ(闇市)で買い物したとか、あるいは、母方の祖父からは、シナ(中国)で、鉄砲玉が足をかすめて、その跡が残っていると、傷跡を見せられたりしました。
それから80年、私たちの世界は進化しています。テクノロジーの発達もそうですし、心というか意識も進化成長しているように感じます。だからこそ、わたしたち一般市民が血を流すこともなく、でも確実に世界は進化成長する方に変化しているのかな、そのためのコロナ騒動なのかしら、なんてことをわたしは考えています。
とはいえ、先人たちのおかげで、いまがあるわけで、そういった足跡を忘れないということも、大切なことではないでしょうか。語り継ぐことで危機を回避できたり、あるいは、いまの平和や日常のありがたさを感じることができるから。
そのような思いで活動されている「
一般社団法人東北お遍路プロジェクト」さんが、定期的に東日本大震災にまつわる
俳句や写真のコンテストを開催されています。「
語り継ぐことこそが最大の防災」というコンセプトのもと、3.11を風化させないための活動をされているんですね。
作品集はこちらより、ご覧いただけます。引きこもりを余儀なくされている方はもちろん、ぜひ多くの方にご覧いただけたらと思います。