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本質を生きる

2020/05/10(日)

喜びとともに人生を歩む鍵


本日は母の日なので、少しイイお寿司(ウフフ)を持参して、実家で母と過ごしてきました。母との会話の中で、シェアしたいなと思ったことがありましたので、書いてみます。

わたしは、どういうわけか、大人になってからも母に認めて欲しいと思ってしまうことがあり(つまり認められていないと思っている)、何とか認めてもらえるように現実を変えたいと、ビジネスや心理学、自己啓発、スピリチュアル系の本を読み漁り、ときにはそれに関連した講座にも通い、おもにビジネスと心について探求してきたようなところがあります。

一応補足しておきますが、子供の頃は愛情をかけて育ててもらいましたし、母は、真面目で優しい女性です。今日も、筍をお土産にもらいました。しかも下処理済(お母さん、ありがとう)。
話が逸れました。それで現実を変えたいと、自分なりにいろいろと試しましたし、お勤めをやめてはじめたWEB制作の仕事は、わたしにとっては出来過ぎじゃないかと思うくらい成長したと思います。県内外の企業や団体さんに利用していただけることは本当に光栄なことですし、心から感謝しています。

ですが、この仕事は正直なところなかなか大変です。時間に追われますし、プレッシャーも半端なくて、なんとか責任を全うしようと、心が磨り減ってしまうことがあったように思います。わたしの本質と仕事の在り方がズレてきていることを、現実が教えてくれていたのでしょう。

こんな感じで自分を見つめることができるのは、ある意味コロナのおかげといえるかもしれません。そして、それと同時に、わたしは自分の中のネガティブな思考を手放すことに並行して取り組んでいました。

そうしたら、驚くべきことが起こりました。ダメだと思い込んでいた素の自分をそのまま差し出したところ、このわたしをイイといってくださる方が現れたのです。といっても、おもにFacebookでの友達申請やイイネが増えたという事なんですけどね。それにしても、わたしにとっては新鮮な驚きでした。

「嗚呼、わたしはわたしで良かったのだ」と。そのことを母に伝えたところ、とても喜んでくれましたし、認められている感じもしました。認めて欲しいと思っていたことすら忘れたころに認めてもらえるなんて、不思議なものです。そして思いました。「本質を生きる」ということが、喜びとともに人生を歩む鍵ではないかと。

本質というのは、皆それぞれ違います。ですから、自分の価値観を押し付けることなく、本来の持ち味がフワッと花開くように、そしてそれを生業に結びつけられるように、これまでの経験を活かしながらお手伝いできればいいなと思っているのですけれど。ここのところ、そんなことを考えています。

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