Takako Style

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これからの時代に大事な考え方

2020/05/28(木)

自分を貫いて新しい次元へ

GT-Rのチューニングをされているジーイングさんのホームページ制作をお手伝いさせていただくようになって、かれこれ10年は経っていると思います(感謝)。

ジーイングさんは、GT-Rマニアの間では全国的に有名で、根強いファンがいるということは知っていましたが、技術的なことがまったくわからないわたしには(苦笑)その理由が、はじめのうち、いまひとつピンとこなかったのです。

ですが徐々に、お仕事を一緒にさせていただくうち、根底にあるものがファンを惹きつけてやまないサービスを生みだしているのだと、感じるようになりました。

こんな風にいうと、自分には関係のないこと、あるいは真似できないことと思う方がいらっしゃるかもしれません。たしかに、同じ分野で同じことは出来ないでしょうけど、根底にある考え方は、誰でも応用できるものですし、これからの時代に、とても大事な考え方のように思います。なので、ご紹介してみますね。

好きだから探求する

まず、エンジンをはじめ各種パーツ等を調整してGT-Rの性能を高めるということが、社長はお好きなのですね。ブログの随所に「試したい」とか「やってみたい」といった言葉があり、好きでそれを探求されているという姿勢が垣間見えるのです。それが原動力になって、独自のスタイルを極められている。

とはいえ、特に日本人は、人と同じことが良いとされていて、違うことをすると叩かれたりしがちです。なので、業界の常識を打ち破るようなことをする際は、ご苦労があったのではないかと、推測します。たとえば、次ような言葉からもそういったことを感じます。

ここまで長い時間、初めはブレや高回転の唸り音など何か原因があると諦めずにこれたのも「思いは招く!」と言う自分の貫く気持ちがあったからだと思います。

普通こんな事をしていたら商売にも結び付かないし他人からは「しょうがないよね」「無理だよ」「そこまで必要?」「やり過ぎだよ」と言われるでしょう。

この言葉はトライした事の無い人、妥協する人、無理だと決めつけ諦める人の言葉ですから、私は耳を傾けません。逆に面白いよね!とか、こうすればいいんじゃないと言葉を掛けてくれる人に耳を傾け仕事をして来ました。

Jing Blog より

感動的な言葉だと思いました。周りの言葉に耳を傾けすぎると「あれ、あたし、おかしいのかな」とか「やっぱり、やめた方がいいのかな」と、後戻りしがちです。が、そこで戻らずに自分を貫く強さがあれば、新しい次元へ行けるのかもしれません。

とはいえ、時代は変わってきていますから、出る杭は打たれなくなってくるのでしょう。世の中が大きく変わるとき、これまでにないことに価値が出てくることは、容易に想像できます。

そのようなわけで、好きなこと、やらずにはいられないことを探求することが、本質を生きるということで、これからはそういう在り方がますます大切になってくるように思います。もちろん、仕事としてやるからには、お役に立てるように真摯な姿勢が必要でしょうけれど。根幹にあるのは、やらずにはいられないという気持ち、なのではないでしょうか。それが、独自のスタイルを生み出し、波長の合う誰かを魅了するのでしょう。
そんな前田社長のブログから、印象的な言葉ピックアップし前田語録としてまとめさせていただきました。お車に興味がない方にも、生き方や在り方の面で参考になるかもしれません。どうぞ、ご覧ください。

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