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現実にアプローチするために根本にある感情に気付く

2020/06/26(金)
知識としてはありましたが、やはりそうかと実感したことがありましたのでシェアします。

何か困った「感情」や「振る舞い」があるとき、わたしたちは、直接その感情や振る舞いを表面的に何とかしようとコントロールしようとしたり、抑えたりしがちです。が、心の奥深くに抱えている火種は消えていないので何かの拍子に再燃することもあるように思います。

なので、火種となる元の感情に気付き統合する(癒す)ことが大切だと、わたしは考えています。

例えば「怒り」という感情について。私自身は最近、あまり怒ることがありませんが、怒りって人間関係を壊してしまうほどの、すさまじい力があります。なので、これをコントロールしたり抑えようとすることで表面的に対処しようと考える方もいるのではないでしょうか。

そういうアプローチの方法もありますが、そこからさらに踏み込んで「なぜ怒るのか」怒りの下に潜んでいる感情に気付き根本からアプローチすると効果的です。

「人はなぜ怒るのでしょう?」様々なケースがありますが、その根本には自尊心が傷つけられたという思いがあるのではないでしょうか。もっといえば、誰かが何かをした、あるいは言ったから怒りが湧いたというよりは、元々、無自覚に「自分はダメだなぁ」とうい感情を持っていたから、ともいえるかと。

つまり、そのような現実を自分でつくっているわけです。なので、その無価値観という感情を統合する(一旦手放して受け入れる)ことが根本的な対策になります。

統合や癒しの方法については、色々な方が、色々な方法を公開されていますから、ご自分に合った方法を選べば良いと思います。

止めたいのに止められないという、いわゆる依存の根本にも、これが言えると思います。見たくない感情に蓋をするために何かに依存している。見たくない感情とは、たとえば「虚しさ」であったり「無価値観」であったり様々でしょう。あるいは、それらを感じたくないため無自覚に「波乱万丈のドラマを求める」ということもあるかもしれません。何かピンとくる感情があれば、それを統合する(一旦手放して受け入れる)ことで癒しが起こり現実も変わりはじめるでしょう。

わたし自身、WEBデザイナーでして、ホームページの制作屋が何を言っているのかと思う方もいらっしゃるかもしれません。人の心に興味があるからということもありますが、制作させていただいたホームページを、よりよい方法で、あるいは心の状態で活用していただきたい(情報を発信していただきたい)という思いがあるからです。どのような心の状態で発信するかってとても大切。なぜなら同じような性質の人や現実を引き寄せますから。

そのようなわけで、現実にアプローチためするには「根本にある感情に気付く」ことが大切なのでは、という話をシェアさせていただきました。

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