山下達郎さんのサンデー・ソングブック(FMラジオ)聴いていた方、いらっしゃいますか?その中で、BOMBER(という山下達郎さんの曲)のリクエストがありました。その曲にちなんだエピソードと、それに対する山下達郎さんの答えが、すごくいいなと思って。少し長くなりそうですけど、書きたくなったので、書いてみます。
とあるリスナーさんは、接客業をされていて、面倒なお客さん(苦笑)がいると、脳内でBOMBERをかけてやり過ごすんだそうです。誰に愚痴る訳でもなく、音楽の力をかりて自己完結している感じがイイなと思いながら聴いていました。
そしたら、それに対して山下達郎さんが、BOMBERでやり過ごしていただきたいというような言葉に沿えて、「そういう面倒なお客さんも、きっと何かしらのトラウマを抱えているに違いない」というようなことを仰ったのです。
で、世界は優しく、そして進化しているなぁと感じました。具体的な何かをしなかったとしても、愛をもって誰かの背景を想像する人が増えるほど、世界は優しくて生きやすいものになるんじゃないでしょうか。