美術家 篠田桃紅さんが先日(2021年3月1日)お亡くなりなっていたことを知りました。107歳でした。
表舞台に立つ華やかさに心惹かれて、作品やコラムを読む(鑑賞する)うち、自分を貫く厳しさや悲しさ、そして喜びを実際に味わってこられた方なのだなぁと、その深みのある言葉に魅了されました。
例えばこちらの作品
様々な捉え方があるでしょうし、賛否分かれる気もしますが、わたしとしては、世の中の常識と自分の在り方とを比較しながら、どういう在り方が望ましいのかを考え抜かれた方の言葉という印象があります。だから、こんなにも心に響くのでしょう。
自分らしく、そして力強く大正、昭和、平成、令和を生き抜いた篠田桃紅さん。ご冥福を心からお祈りします。