「和して同ぜず」っていい言葉だなぁ、とか、サイトをつくりながらしみじみと感じ入ってしまうのは、まったくもって非効率なのですが(汗)感じ入りながらつくることで、見えない何かが、宿るかもしれないと思ったりもします。
私の場合、効率を重要視しすぎると、極端ですが、生きているのに死んだようになってしまうのですね。心理学の専門用語でいうところの、インナーチャイルドが、抑圧されてしまっている状態というんでしょうか。誰の中にもいる、子供の心をもった自分、これが生きる喜びを司っていますから、これが活かされなくなってしまうと(自分を抑えすぎてしまうと)輝きや、喜びも半減してしまいます。
かといって、人との関係性の中でお仕事をして、暮らしているわけですから、最低限の決まりごとは、頭の片隅に置いておく必要がある訳です。私の中の無垢な私とでもいうんでしょうか(いるんです!笑)これを喜ばせながら、お客様にも喜んでいただけたらよいなと、そんなことを考えました。
もちろん、インナーチャイルドが喜ぶ方法は、人によって様々ですから、自分にあったやり方を選ぶことが大切なのではないでしょうか。
※筆文字「和して同ぜず」は筆文字作家 山田あかねさんの作品