ホームページの管理にまつわるサポートを、これまで当方で作成された方を対象に、必要に応じて承っています。
熱心な方ほど質問がたくさん出てくるものですし、頼っていただけることは嬉しいことでもあります。
ですが、「依存」と「適切に人を頼る」ということは、別なわけでして、その切り分けはどこだろうと考えることが、ここのところしばしば。
心理学には心の境界線(バウンダリー)という考え方があります。不快だと感じるところまで踏み込んでこられた場合、そのことについて意志表示をして、境界線を自分で守らなければいけない、そんな考え方です。
サポートをさせていただくとき、この境界線を守ることがお互いのためだと感じます。なので、キツイ印象を与えてしまうかもしれませんが、これ以上は対応できないということを申し上げることもあります。ご自分で調べる力、試してみる力、そういう力を奪うことにもなりますので。
「決まりごとといえば、人間としての不文律くらい」なーーんて緩い感じが、個人的には好きなのですが、契約上の決まりごとがあった方がいいのかも、と思ったりもしています。