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映画「人数の町」の感想

2021/04/29(木)
ここ1ヶ月、すごく悪いわけではないけれど、なんとなく不調という日が続いていました。が、復活してきました。ある方に教わったワークを試して意識が変わってきたからかもしれません。精神的なことが原因だと感じていたので。心の力というのは本当に大きいと思います。

そんな心の働きについて表現している映画といっても過言ではない(かもしれない)「人数の町」という映画を観ました。中村倫也さん主演の社会風刺的な要素がある映画です。

(ここから、ややネタバレあり)

どんな話かというと、一見、自由で、衣食住が保証された管理社会(町)の話です。特殊な町のように描かれていますし、映画なので誇張されていますけど、観ているうちにコレって、わたしたちの社会のことじゃない?!という、気がして来ました。

一番印象に残ったのは、町から出ようとすると、埋め込まれたチップが作動して、頭の中に騒音が鳴り響き、苦しくなってまた元の町に戻ってしまうところ。

わたしたちは、チップこそ埋め込まれていませんが、様々な観念が心の奥深く、潜在意識に刷り込まれています。なので、自分を貫こうとしたとき、つまり観念の枠から出ようとしたとき、多くの人は頭の中でネガティヴな思いが沸き起こるのだと思います。良いか悪いか、人からどう思われるか、恐ろしいことが起こるのではないかetc.

そういったことを、このチップが作動するというシーンで表現されているように、わたしには思えてなりませんでした。

で、思うのは、一人一人も社会全体も従来の価値観や常識、観念の枠から出るタイミングなのではないかな、ということです。誰かの価値観で生きるのは、やはり不自由ですし、幸せとは言い難いですから。映画「人数の町」を観て、そんなことを考えました。

さて、今日は昭和の日(祝日)です。わたし自身は、あまり法定の休みと関係のない生活をしていますが、今日から大型連休という方もいらっしゃるのでしょうか。それぞれに、充実した時間が過ごせますように。

※画像はYahoo!映画より拝借

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