ブログをはじめ、ホームページなども自分で管理運営できるサービスが次々と世に出てきます。それで、オリジナルといいますか、オーダーメイドのホームページ制作代行業は、世の中から置いていかれつつあるのかしら、と寂しい気持ちになることも正直あります。
けれど、今ほど、一部リニューアル依頼をいただいているサイトの就職活動体験談ページを確認していたら、新入社員の方が「(某企業に)興味を持ったきっかけがホームページだった」というコメントを見つけ、非常に嬉しくなりました。わたしのさせていただいている仕事(WEB制作)は、意義のあることなのね、と。我ながら単純ですが。
わたしたちは、子供の頃から、良い悪い、正しい正しくない、といったモノサシで自分自身をはかってきましたし、そのように世の中を見る癖がついていると思います。ですが、これが心を乱す、大きな要因になっているとはいえないでしょうか。
なので、モノサシや正義というものを一旦、脇に置いて、本当のところ自分はどう感じているのか、どうしたいのかということを自分自身に問い、しっくりくることを選ぶということが大切なのではないかと感じます。つまりは自分軸、ということですけれど。なかなか難しいことですが、わたし自身、心の風通しといいますか、自由度を増すために、その練習をしているところです。
ホームページに関して言えば、SNSの登場によって、周知の面では押されつつあるものの、「オリジナルのホームページを持つこと=社会的な信頼度を増すこと」といえるように思います。それが、自分にとって、あるいは自社(自店、自団体)にとって必要だと思う方、しっくりくる方は、持つ(開設する)のが良いのでしょう。
テレビや新聞の勢いが、一時期より弱くなりつつあるといっても、テレビCMや新聞広告が、まったくなくなることがないように、オリジナルのホームページも必要な方に利用されていくのだろうと、わたしは考えています。
ホームページ云々を抜きにしても、モノサシや正義を無駄に振り回して(苦笑)心を乱すことが無いように、心の自由度を増していきたいものです。