打ち合わせで某社にお邪魔してきました。今は、どこもそうなのかわかりませんが、入口で検温にご協力いただきたいとのこと、

大人二人がかしこまってピッとオデコに機械をかざす（かざされる）姿がシュールで、何だかおかしくなってしまって。茶化すつもりはないんですが笑ってしまった。相手の方も笑っていたような。

それはさておき、わたしにとっての大問題は制作中のホームページで予期せぬ表示崩れが発覚したことです。そこは盲点だったなぁという感じでショックを受けました。が、何事も経験しながら覚えていくのでしょう、なーーんて都合のいいことを言ってますが。精進します。

そして、何よりも嬉しかったのはお客様が、制作に熱心に取り組んでくださることです。写真をご準備くださったり、あるいはご質問やリクエストをいただいたりetc.熱心だからこそと思います。そんなリクエストのひとつに、花見山からの写真を掲載してほしいというものがありました。

花見山は写真家の秋山庄太郎さんが撮影し、桃源郷が福島にあるといったことで全国的に有名になった観光名所（といっていいと思うんですが）です。で、そろそろ花見山が見頃の時期だなぁと思いつつ、こうして掲載する写真を一枚ずつ吟味したり、あるいは内容を精査したりするのは、時間はかかるものの、だからこそ自社について見つめるきっかけになるように感じました。

世の中全体として、効率的で早いのが良いという風潮があるように思います。それが資本主義の宿命といえばそうなのかもしれません。けれど、行き過ぎた風潮を少し見直して、できる範囲でいつもより丁寧に向き合う、いつもより少し時間をかける、そういったちょっとした変化が真の心の豊かさを生むように感じるのでした。