最近お気に入りの「ミルクティー飲みたい」さんの動画の一つ、「サイコパスの真実。」を見ていたらハッとしたことがありました。ちなみに脳や心理学の専門家、中野信子さんの著書「サイコパス」などを参考にしながら動画をつくられたそうです。
サイコパスというと、一般的には凶悪事件の犯人のような破滅的な人物を想像しがちだと思いますが、その動画の中では「一つの資質であり、それがプラスに働くこともある。その後者のサイコパスを、マイルドサイコパスという」と、概ねそんな感じでお話されていました。例えばスティーブ・ジョブズもマイルドサイコパスだったとか。
前置きが長くなりましたが、情報発信の参考になる部分があるように感じましたのでシェアしますね。
それは「何かをやらなければいけないと思ってやっている人と、それをやらなければ破滅してしまう、もうそれをせずにはいられないという人(つまりサイコパス)とでは、その成果物に込められるエネルギーの違いは明らか」ということです。
で、そういう人って確かにいるなって思いました。たぶん、この人、これをしなかったら破滅してしまうかも、やらずにはいられないんだろうなぁという人。太宰治とかもそうでしょうかね(ちょっと違うかも)。そういう人って妙に魅力的ですよ。それは純粋なエネルギーを込めるからではないでしょうか、成果物に。それが多くの人の心を捉える。
とはいえ、サイコパスになりましょうと勧めているわけではありません。ていうか、元々の資質なので後天的になろうとすること自体ちょっと違うかなという感じですが。わたしのような凡人でも、「何かをしたい、もうせずにはいられない」という動機で何かを作ると、それは必要な人の心に響くことになると思うんです。
というわけで、何かを発信する際は、義務ではなく「したい」という能動的な姿勢で発信することが、一つのコツではないかと、そんな話でした。