WEB制作を仕事にしているというと、ITに詳しい人という風にみられることがあるのですが、私より先進的な方は、いくらでもいます。自慢していう事ではありませんが(苦笑)正直、日々新しいものが生まれるWEBの世界に追いつかなくては追いつけるのか、といった苦しさのようなものを感じないこともありません。
でも、あるとき、ある方からこんなことを言われたのです。
「小野さんの、先進的すぎないところが良い」と。
えええっ!って感じです。しかも、接点がないと思われる二人の方から、同じ時期に同じようなことを言われました。どちらも、気に入って長く使ってくださっている方です。お一人は足掛け9年、もうお一方は5年ほど。
それで思いました。私は私で良かったのかもしれないと。恐らく、お二方は、派手さはないけれど、ご希望を把握して、気持ちに寄り添いながら臨機応変に形にするスタイルを気に入って下さったのだと思います。女性だからなのかもしれません。女の人は、相手の希望を察知して柔軟に対応するのが得意ですよね、割と。当たり前のように苦も無くできる。
いえ、正直に言えば、私には相手が望むことがなぜかわかって、どうすればそれをWEB上で叶えられるのかということが、自然とできます。伝えること、表現することが好きなのです。以前は、誰でもそれができるのだと思っていたのですが、最近はそうでもないのかなと(この言い方、自慢みたいで、癇に障りますか?苦笑)。
それなのに、そうした自分が本来持っているものに目を向けず、自分以外の誰かのようにならなければいけないと思っていました。以前の私のように、自分以外の誰かのようにならなくてはいけないとか、自分には何かが足りないのだから、何かを身に付けなくてはいけないと思っている方って、意外に多いのではないでしょうか。
だからといって、努力しなくていいなんてそんなことは決して思わないのですが、
本来、自分が持っているものに気付くこと、それを活かすことが大切なのだと思うのです。それが、先日の記事
夢彩図的ビジネスを飛躍させるインターネット活用法の中の「意図と技術」の「意図」にあたるものにつながるから。
もちろん、「技術」を身に付けたり覚えたりするのは、大切なのですが、それは「意図」を実現するための道具のようなもの。何より、まずは「意図」することが大事。それには、本来、当たり前のように持っている強みや、長所、そんなものに気付いて活かすことが大切なのではないでしょうか。
【夢彩図的ビジネスを飛躍させるインターネット活用法】デザイン、編集(見せ方、魅せ方)、コンテンツ内容、SEO的な視点、ブログ、SNS活用などの観点から、お持ちのWEBサイトやブログ、SNS等を総合的にコンサルティングし、ビジネスを飛躍させるインターネット活用法についてA4判1~2ページ程度のレポートにまとめ、お届けします。